復興支援活動の「彩り会」からの報告

 当財団は、東日本大震災復興支援活動をしている10団体に助成を行っていますが、

そのうちのひとつ、彩り会(東京・杉並区、宮嶋直子代表)から、

岩手県大槌町でのビーズを使った細工工芸教室の実施報告が届きました。

 

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 以下、概要です。

 

 毎年恒例になってきたビーズを使ったサンキャッチャー、ラップブレスレット作りで、

 避難所生活をしているお年寄りたちや女性たちに細工工芸で生活の彩り教室を開催しました。

 今年は5月と11 月の2回を、遠野市内、大槌町の避難所生活の人たちに集まってもらい開催することができました。

 年齢を問わず作品づくりができるので、さらに老人が多い仮設住宅を回りビーズ教室を定期的に開催しました。

 これまでは、活動費がメンバーの自費負担だったので、メンバーも活気づきました。

 「今回は報知社会福祉事業団からの支援で開催することができました!」と言うと拍手拍手拍手でした。

 

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   完成したサンキャッチャー

 

 

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  皆さんが制作したラップブレスレット

 ◆5月24 日(土)、25 日(日)

  「彩り会」メンバー4人で岩手県遠野市、大槌町の若い女性を対象にサンキャッチャー、ラップブレスレットを製作しました。

  仮設住宅は狭いため大槌町の個人住宅で行いました。

  

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 ◆11 月1日(土)、2 日(日)

  大槌町吉里吉里の仮設住宅と集会所で開催し、大盛況でした。

  「彩り会」の方針に、できるだけ若い女性たちにという思いがありました。

  これまでの支援等は老人や子供たちに対する活動が多いので、私たちはいちばん輝いてほしい若い女性たちを対象にしました。

  活動してみるとわかるのですが、女性たちはもっともっと輝きたいのです! 

  多くの団体が若い女性たちにもっともっと目を向けて欲しいと思います。

  報知社会福祉事業団の支援は若い女性に勇気を与えてくれました。ありがとうございます!

 

 

Young

 以上です。

 ご苦労様でした。

 

 申請内容  彩り会

サンキャッチャー、ラップブレスレットで彩りを楽しむ

5月中旬大槌町仮設住宅

 ビーズを使ったサンキャッチャー、ラップブレスレット作りで、避難所生活をしているお年寄り、女性たちに生活の彩り教室を開催。

 作品はネットや地域の販売所で展示販売をする。社会福祉協議会と連携して開催