報知端唄鑑賞会 国立劇場小劇場でのラストを華やかに

 「令和五年度 報知端唄鑑賞会」(報知新聞社主催、報知社会福祉事業団協力)が4月5日(水)、東京・国立劇場小劇場で開催されました。報知社会福祉事業団では、東京都社会福祉協議会や都内社協の協力を得て、福祉関係者をご招待しました。
 江戸時代から庶民に愛された端唄は三味線に合わせて歌う「流行歌」。出演は青葉、浅井、江戸小歌、三味線豊臣、永野、端唄根岸、花季、藤本、本條、雅の10流派で50番を華やかに。
 11月から建て替えとなるため、現在の国立劇場小劇場ではラスト公演。第1回(1980年)から出演してきた端唄根岸家元の根岸悦子さんが午後の部の大トリを務め、桜の花びらが舞う中で「キンライ節」などを唄い、名残を惜しんでいました。

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報知端唄鑑賞会に出演した(左から)根岸悦子さん、西英輔さん、根岸悦弥さん

(令和5年4月6日)