公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)の倉本昌弘会長=写真右=が11日、東京・港区の報知新聞社を訪れ、寄付金629万4060円を当財団の早川正理事長=写真左=に寄託しました。シニアツアー選手から託された賞金の一部と、競技会場でのチャリティーなどです。

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 「東日本大震災の復興などに役立ててほしい」と倉本会長。「寄付だけでなく、いろいろな形で地域に密着した社会貢献をしたい」と会長職の激務をこなしながら、これまでも福島・二本松で子どもたちを対象にした「エンジョイ スナッグゴルフ」に参加するなど、復興支援に積極的に取り組んできました。会長の直接指導を受けた子どもたちの元気いっぱいの笑顔が、イベントの成功を象徴していました。東北地区のPGA所属プロゴルファーが、こうしたイベントを継承しています。

 早川理事長は「ご意向に沿って有効な活用をしていきます」と約束。当財団は報知新聞社やPGAなどとタッグを組み、東北の復興支援ばかりではなく、社会貢献の輪を広げていきます。 

東京プロゴルフ会から10万円の寄付がありました。11月24日に東京・若洲ゴルフリンクスで開催された「第13回PGAフィランスロピー東京プロゴルフ会プロアマチャリティー」での募金です。

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同会の松井功会長=写真右=から当財団の早川正理事長に8日、手渡されました。

松井会長は「ゴルフを通して社会貢献を」と、様々な分野で活躍されています。同大会でも会長のチャリティーの呼びかけに多くの方が賛同され、多年にわたり当財団への寄付が続いています。

 財団は12月6日、元巨人の宮本和知さん、古城茂幸さん、久保文雄さん(元横浜)、笘篠賢治さん(元ヤクルト)と、佐賀・小城市のひらまつ病院を慰問しました。(女性患者を囲んで左から笘篠さん、久保さん、宮本さん、古城さん)

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 同病院の平松克輝理事長の案内で、ユニホーム姿の4人が病室を回って闘病中の人々を激励しました。直接サインボールを渡すと「夢のようです」と涙ぐむ女性も。リハビリに励む患者からは「元気がでました」と明るい笑顔がこぼれました。手にしたボールを高々と突き上げた男性には、宮本さんが「150㌔出るかも」とジョークをとばし、最高の雰囲気に包まれた訪問になりました。

 多年にわたりOBたちのまとめ役を務める久保さんは「患者さんの励みになってうれしい」と、活動継続に決意を新たにしていました。

 前日は報知新聞社主催「ファンケル キッズベースボール チャレンジ(FKBC)」を佐賀市内で開催。前巨人監督の原辰徳さんや吉村禎章さん、水野雄仁さん、松原靖さん(いずれも元巨人)、武田一浩さん(元ダイエー)、西山秀二さん(元広島)と慰問にも参加したOBが県内26チーム、352人の少年少女に技術指導を行いました。FKBCでは毎回、参加チームから不用になった野球用具を回収して、用具不足に悩む国や地域に贈る社会貢献もしています。

  •  今回の事業には(株)ファンケル、(株)エイトノットの皆さんに多くの協力をいただきました。

「東京都精神障害者スポーツ交流祭 第32回バレーボール大会」が11月17日、東京体育館で開催されました。

61の事業所、49チームが出場。応援も含め1100人が参加した会場は、熱気あふれるプレーの連続に大いに盛り上がりました。

財団は6ブロックの優勝、準優勝チームにトロフィーを贈呈しました。多くの人との出会いと交流は、障害を持つ人が刺激と同時に励ましを得る一番の機会です。財団に寄せられた厚意を交流祭に活かせるよう今後も積極的に協力していきます。

優 勝 Aコート=ファンタズィー   B=八王子エイトクラブ   C=八王子セブンクラブ

     D=トッパーズ         E=クッキーズ        F=工房『風』

準優勝 A=第2トントン排球部   B=アムネーズ        C=銀杏2015

     D=たまごレジェンズ     E=けやっきーズ      F=明和チャレンジャーズ

     

 東京都社会福祉協議会主催の「都児童福祉施設競技大会2015 江戸っ子杯争奪 サッカー大会」が11月21、22日に東京・トヨタ府中グラウンドで開催されました。

 11チームが参加した中学生の部は聖ヨゼフホームが優勝。準優勝は至誠学園、3位に調布・調布第二学園、4位・石神井学園と続きました。

 小学生の部は13チームで争われ、優勝は調布・調布第二学園、②子供の家③二葉むさしケ丘学園④小山児童学園でした。

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 大会を後援した当財団は、この8チームの選手たちにメダルをプレゼント。財団の活動を応援してくださる多くの方の善意が、子どもたちの笑顔をより一層輝かせました。いつもご協力ありがとうございます。