26年度に当財団が助成した東日本大震災復興支援の10団体の活動報告が揃いました。
復興支援活動は、NPOなど民間団体のボランティア活動なしでは考えられません。大変ご苦労様でした。
27年度も助成を予定しておりますので、募集内容が決まりしだい詳細を発表いたします。
また、助成には、プロゴルファーの平塚哲二さんの実施した、甲賀カントリー倶楽部(滋賀・湖南市)での「東日本大震災復旧支援 平塚哲二プロ クリスマスチャーリーティーコンペ」で集まった募金などを活用させていただきました。
ありがとうございました。
財団が助成した東日本大震災復興支援の団体 |
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助成団体 |
活動名 |
活動内容 |
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①NPO法人岩手未来機構 理事長木村要一 盛岡市 |
講師派遣活動 4月から3月 岩手沿岸北部 |
老人サークル、子育てサークル、学童保育センター等に心理カウンセラー等の講師を派遣。来日したスペインのアーチスト、ホセ・マリア・シシリアさんを、福島県の4か所に派遣してワークショップを開催。震災を体験した子どもたちと作品づくり。子どもたちの心のケアに役立てた |
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②一般社団法人ブッシュ・クローバ・コミュニティ 新沼慎二代表 仙台市青葉区 |
金華山の植樹活動 3月から4月 石巻・金華山 |
宮城県石巻市の金華山で、14年4月に、サクラ25本の植樹活動を行い、防鹿柵を設置した。金華山は3・11で多大な被害が発生したにも関わらず、島全体が神社という特殊性から、行政の援助がほとんどなく、土砂崩れや津波で島内のサクラやヒノキが倒木したままになっていた |
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③NPO法人 いわてGINGA-NET 八重樫綾子代表 盛岡市 |
岩手県沿岸被災地域子どもの遊び場創造プロジェクト 8-9月、釜石市、宮古市、大船渡市 |
11年夏から学生ボランティアによる岩手県被災地での復興支援を開始。仮設住宅を中心にコミュニティ支援など、地域住民と協働型で活動し、14年度は、「エアー遊具ふわふわ」を活用した子どもの遊び場作りを実施。運動不足など多様な課題を抱える子どもたちのため、①ストレス発散の場所の確保②運動不足解消に寄与 |
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④アトリエ遊 永田日刀美代表 岩手県遠野市 |
大槌の若者の夢を応援するビューティ&キャリアアップセミナー 5月から11月 |
岩手県大槌町に居住の学生、若者(10-30代)に、学業、就職の面接に役立つトータルビューティーコーディネートを施術、指導。笑顔を引き出し、困難に負けない心と体の作り方、夢を持つ大切さなどを伝えた。仮設住宅居住の高齢者にも、髪のカットをしながらコミュニケーションの場を作った |
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⑤山田町サーモンプロジェクト 武藤恵美子代表 岩手県山田町 |
まぎと学習室 毎週土 山田町まぎど仮設住宅集会所 |
12年11月から山田町の仮設住宅の子どもたちに、勉強する環境と機会を作る学習支援活動をスタート。子どもたちの居場所作りと、自分の夢と志を高く持ち、グローバルに生きる術を学ぶ機会を与えることが目的。毎土曜に1時間。14年度は岩手県立宮古短大の学生3人が手伝った。夏休みと冬休みのスクールも実施 |
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⑥NPO法人省エネルギー総合研究所 中村保義代表 台東区浅草橋 |
復活の薪・薪割り活動 5月、10月 大槌町吉里吉里地区 |
津波被害にあった大槌町吉里吉里地区の家屋瓦礫廃材を、薪にして販売し、被災者支援をする「復活の薪プロジェクト」に参加。5月には、薪割りボランティアを首都圏の人に呼びかけ派遣。10月の「復活の薪祭り」でも、ボランティアとともに参加 |
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⑦支援の環ネットワーク 高松洋子代表 盛岡市 |
支援の環ネットワーク 4月~3月 岩手県沿岸地 |
支援団体と支援を必要とする方のマッチングを実施。勉強したい子どもたちと学習支援団体のマッチング。ボランティア希望の方の案内。支援団体へ支援内容の提案。被災者が生産した小物類を各地の商店に販売する手伝いなど。岩手大学に協力して大槌町仮設住宅入居者調査 |
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⑧おが自然学校 住吉由江代表 秋田県男鹿市 |
おが自然学校 4月~3月 気仙沼本吉町 |
震災以降、秋田県男鹿市から気仙沼市本吉町小泉地区を訪ね支援活動。14年度は、7回、同地区の子どもや高齢者と、わくわく手づくりワークショップや交流会を開催。各仮設住宅居住者が集う貴重な交流の場になっている |
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⑨彩り会 宮嶋直子代表 杉並区荻窪 |
サンキャッチャー、ラップブレスレットで彩りを楽しむ 5月、11月遠野市、大槌町仮設住宅等 |
主たる対象を女性に絞った支援活動。岩手県遠野市、大槌町で避難所生活をしているお年寄りから若い女性たちに生活の彩り教室を開催。ビーズを使ったサンキャッチャー、ラップブレスレットを作った。作品はネットや地域の販売所で展示販売
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⑩一般社団法人コミュニティスペースうみねこ 八木純子代表 宮城県女川町 |
布草履普及事業 4月~9月 石巻市、女川町 |
被災者の自立支援のため、津波被害から免れた女川町の建物を「果樹園カフェゆめハウス」として再生。果樹園の加工場や、支援で届いたTシャツを材料にした布草履の製造、販売の施設として活用。14年度は仮設住宅居住者などを対象に、フラワーアレンジメント教室、ヴァイオリンコンサートなどのイベントを実施した |
写真は、いわてGINGA-NETの活動から