公益社団法人日本プロゴルフ協会の協力を得て、

財団では6月5-8日の「第82回日本プロゴルフ選手権大会」に

兵庫県、大阪府などの高齢者施設の利用者、関係者800人を招待します。

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ゴルフのメジャー大会として人気の高い同大会は、兵庫県西脇市の

ゴールデンバレーカントリー倶楽部で開催されますが、

近県の高齢者施設の方々へ、ゴルフ観戦の招待を実施しました。

 

ゴルフは、2016年のリオデジャネイロ大会から、五輪正式種目となり

2020年の東京五輪でも大きな関心を持たれる種目となります。

 

施設の関係者の皆様に、プロゴルフ競技の醍醐味を味わっていただくとともに、

緑に囲まれた環境で、いい空気を吸って、英気を養っていただければという

招待事業です。

社会福祉法人兵庫県社会福祉協議会、一般社団法人兵庫県老人福祉事業協会、

社会福祉法人大阪府社会福祉事業団、社会福祉法人奈良いのちの電話協会の

皆様の協力をいただきました。

 

 

 

 

 

 当財団は、東日本大震災復興支援活動をしている10団体に助成を行っていますが、

そのうちのひとつ、一般社団法人ブッシュ・クローバ・コミュニティから、

「石巻市金華山復興支援植樹事業」の実施報告が届きました。

 

概要は以下の通りです。

太平洋に浮かぶ金華山は、震災の震源地に最も近く、津波と土砂崩れで大きな被害を

受けました。特に樹木が流されたため、毎年の大雨で、状況が悪化しています。

早急な植樹が必要と判断されるため、さくらの木を植樹することにしました。

 

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実施期間は、4月10日から同25日まで。

金華山には、鹿が多く、苗木を食べてしまうため、1本ごとに防鹿柵を設置し、

柵内にさくら25本を植樹しました。

従来の防鹿柵の欠点を補い、構造を工夫し、しっかりした柵を作ることが出来ました。

苗木は120センチ程度の、大きめの山桜を選び、早く成長するように工夫しました。

 

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ご苦労様でした。

今後、苗木の生長ぶりと、成木になって桜が咲いたときの報告が出来ればと考えます。

 

 

申請内容

 金華山は、3・11で多大な被害が発生したにも関わらず、島全体が神社という特殊性から、行政の援助がほとんどなく、土砂崩れや津波で島内の桜や檜が倒木したままになっている。これを少しでも元に戻すため植樹活動を行う

 

 

 

 

 

 

 

 

財団の活動事業のひとつ、プロ野球観戦招待のお礼状が毎日のように届いています。

養護施設の皆さん、障がい施設の皆さんからの、ていねいなお便りばかりで、

私どもも、読ませていただくと、力を頂いたような元気な気持ちになれます。

有難うございます。

 

ソフトボールの部活をしている養護施設の女子中学生の方々からの手紙は、

巨人の坂本選手を身近に見た喜びが伝わってくるものですし、

阿部選手のように「てきぱき動けるキャッチャーになりたい」という女子部員のものもありました。

養護学校の男子小学生からの手紙は、

「最高な試合でよかったです。僕は野球部に入っています、がんばります」と

力強いものでした。

 

あるお母さんからは、ダウン症の息子さんが、介護士さんと観戦して帰宅したところ、

興奮冷めやらず、笑顔で話し続けていたことを報告してくださいました。

 

全力をぶつけ合う、プロスポーツの持つ力には、心底感心します。

観戦し、応援するだけで、こちらも夢中になり、日ごろの思いが発散され、

元気が出てくるからです。

 

皆さんが球場で感動したことが、選手たちにも届けばいいな、と思います。

選手もきっと励みになると思いますから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 歌手で作曲家の平尾昌晃さんが、港特別支援学校の生徒さんと歌って、踊りました。

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平尾さんが理事長を務める認定NPO法人「ラブ&ハーモニー基金」が

4月30日午後、東京・港南にある「都立港特別支援学校」で福祉ライブを行いました。

 当財団も、後援という形で協力しました。

 全国各地で福祉ライブを行っている平尾さんですが、今回は開演3時間前に

学校に到着、共演する浅草花やしき歌劇団の「葵と楓」や、小児がんと闘う高校生歌手の

木村唯さんらと、会場の体育館で入念にリハーサル。

 午後2時からのステージに臨みました。

 知的障害の高校生150人、教職員、保護者の皆さんを前にして、

「みなさーん、元気ですかあ」といつもながらの笑顔で平尾さんが語りかけて

ライブが始まりました。

 生徒たちからは、歌にあわせて手拍子が起き、平尾さんは客席に下りて

「霧の摩周湖」などのヒットメドレーを歌いながら、一人ひとりと握手をしてまわりました。

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 葵と楓、木村唯さんらが「歩いていこう」を熱唱し、盛り上がった後、

平尾さんが、「みんなステージに上がっておいで」と誘うと、

生徒たちは進んで駆けつけ、30-40人でステージがあふれてしまいました。

 1曲、2曲と、平尾さんのロカビリーにあわせて、体を動かす生徒たち。

 司会の田川裕之さん、山崎好恵さん、ダンスグループHAND SIGNのメンバーも

加わり、会場が、ひとつになって幕を閉じました。

 

  興奮さめやらぬなか、先生たちは、生徒たちの積極的行動と笑顔に驚いた様子。

 平尾さんは、「みんな、歌が好きなんですよ。歌いたいんですよ」。

  「~ともに歌い、ともに笑い、ともに元気に~」というタイトル通りのライブになりましたが、

  「また、来たいですね」 と、早くも生徒たちとの再会を楽しみにしていました。

 

  なお、舞台では、平尾さんから村山孝校長へ、当財団や日本レコード協会、花やしき

からの寄贈品を手渡しました。女子生徒から、お礼の言葉と、高校生による手づくりの

作品が平尾さんに贈られました。 

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