厚生労働省はこどもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「児童福祉週間」と定めて、児童福祉の理念を普及・啓発するための標語を募集します。

最優秀作品に選ばれた標語は、児童福祉週間のポスターやイベントで使われます。(公財)報知社会福祉事業団は、協力団体としてホームページに掲載し、広報に協力しています。

平成30年度の標語募集要項はつぎのとおりです。

  ■募集期間 

  平成29年9月1日(金)~10月20日(金)

  ■募集内容

  元気で頑張る子どもたちを応援する標語や未来に向けて、子どもたちからのメッセージとなる標語

  ■主催者

  厚生労働省、(社福)全国社会福祉協議会、(公財)児童育成協会

  ■お問い合わせ先

         (公財)児童育成協会

             事業部 標語募集係 (電話)03-3498-4592   

                                            

                                                                                              (平成29年8月28日)

報知社会福祉事業団は、東京及び首都圏の児童・老人・障がい者などの福祉施設の皆さんを、東京、神奈川、埼玉、茨城の社会福祉協議会の協力を得て、東京ドームの巨人戦に招待しています。

毎回、観戦した児童や関係者の皆様から、沢山のお礼のお手紙や葉書を頂いております。

今回、社会福祉法人聖音会・鎌倉児童ホームの皆様からきれいなお手紙を頂きましたので紹介します。        (平成29年8月21日)                                                                                              

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恒例の「江戸っ子杯争奪」東京都児童福祉施設競技大会2017が、都内2会場で開催されました、

バレー、ドッジボール大会は、7月24日(月)東京・墨田区総合体育館で実施され、児童が元気に声援を送り、熱戦を繰り広げました。それぞれの大会の結果は次の通りです。

【バレーボール順位】7施設6チーム(合同チーム1チーム)参加

優 勝:福音寮2017dsc08489

準優勝:調布学園

3 位:神の国寮

4 位:ベトレヘム学園

 【ドッジボール大会】26施設22チーム(合同チーム3チーム)参加

優 勝:錦華学院

準優勝:品川景徳学園

3 位:カリタスの国 小百合の寮

4 位:東京都船形学園

 

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野球大会は7月27日(木)、28日(金)東京・三鷹市の大沢総合グランドで実施、熱い戦いを展開しました。結果は次の通りです。

【野球大会】13施設9チーム(合同チーム3チーム)参加

優 勝:調布学園

準優勝:生長の家 神の国寮

3 位:星美ホーム

4 位:二葉むさしが丘学園、聖ヨゼフホーム

 東日本大震災及び原発事故で被災、避難している子供たちを支援するため、今回は宮城県の高校生10名を対象に合宿・交流型ハワイ教育旅行が、米国NPO法人ハワイシニアライフ協会(HISLEA)の主催でパートナーのオーバーザレインボー財団が運営し、7月22日(土)から30日(日)まで米国ハワイ島、オアフ島で行われました。

これはハワイ-東北レインボープロジェクトの第2回目の企画で、協会が主体となって日本とハワイで集めた寄付金等によるファンドが負担し、報知社会福祉事業団も助成支援をしているものです。

今回参加した10名の高校生たちは全員が初めての海外旅行とのこと。7月22日から4泊ハワイ島では大自然・農業体験。26日はオアフ島に移動して3泊、ハワイ文化体験、環境保護活動の体験をしました。

7月27日は、名門イルカ大学の招待で地元の高校生たちと一緒にイルカウォッチングを体験、事業団が提供した報知オリジナルTシャツを着てポーズ(写真)!

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7月29日はツアーの実質的な最終日で、ワイキキ、アラモアナでショッピングして、食事をしました。夕方に日本国総領事公邸でフェアウエルパーティー。フィナーレには全員手をつないで輪になって「ハワイアロハ」を合唱して感動の深い一日となりました。7月31日に全員が事故もなく元気に帰国しました。

(平成29年8月8日)

野球とゴルフの楽しさ!原さんが!倉本さんが!伝授

「ファンケル&PGAチャリティーin宮城」が7月2日、宮城県亘理町の吉田体育館で59589c20tg2行われ、県内に住む56組148人のファミリーが参加しました。

東日本大震災の復興支援活動の一環でのあるこのイベントは、キャッチボールやゴルフの基本となるスナッグゴルフを体験することで、野球やゴルフに興味を持ってもらうのが狙いです。

ファンケルパートナーで前巨人軍監督の原辰徳さん、宮本和知さん(元巨人)、鉄平さん(元楽天)、久保文雄さん(元横浜大洋)のプロ野球OBがキャッチボール、ティー打撃、ゴロ捕を指導。日本プロゴルフ協会(PGA)会長でプロゴルファーの倉本昌弘さん、松岡純弘さん、天野利之さん、宍戸猛年さんといったPGAプロがスナッグゴルフを教えました。

参加したファミリーはプロ野球OBやプロゴルファーと触れ合いながら、それぞれの競技59589be9tg2

を楽しみました。

倉本さんは「楽しんでいただければうれしいです」と満足げ。原さんも「楽しむことが大事。ゴルフや野球を始めるきっかけになってくれれば」と話しました。

(平成29年7月19日)

宮本さんら闘病の子どもたちへ笑顔届けた

「ファンケル キッズベースボール」(主催・報知新聞社、公益財団法人報知社会福祉事業団、特別協賛・株式会社ファンケル)で講師を務める宮本和知さん(元巨人)、西崎幸広(元日本ハム)、古城茂幸さん(元巨人)、久保文雄さん(元横浜大洋)が7月9日、北海道・函館市の市立函館病院を訪問しました。講師4人はユニホーム姿で小児病棟を回り、病気と闘う子供たちにサインボールを贈るなどして激励。10歳の男児は「うれしかったです」と笑顔を見せました。また一般の入院患者にもサインボールを贈ったり、励ましの言葉をかけるなどして希望を与えました。同院の木村純院長は「みんなが元気になる活動です。ありがたく思います」と喜んでいました。

「ファンケル キッズベースボール」では、社会貢献活動の一環としてプロ野球OBの講師陣による病院激励訪問も行っています。宮本さんは「子どもたちが笑ってくれるとホッとしますし、私たちもパワーをもらえます。これからも少しでも多く訪問できればと思います」と話していました。

(平成29年7月19日)

 

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兵庫県西宮市の馬場秀則さんから平成29年7月10日、東日本大震災遺児の学費を寄付金で支援する「みちのく未来基金」に28,000円の寄付金寄託を受け、7月19日お届けいたしました。

また、熊本復興支援の10,000円は、ほかと合わせて日本赤十字社に寄託いたします。

(平成29年7月19日)

 「ファンケル キッズベースボール」(主催・報知新聞社、公益財団法人報知社会福祉事業団、特別協賛・株式会社ファンケル)で講師を務める西山秀二さん(元広島)、笘篠賢治さん(元ヤクルト)、久保文雄さん(元横浜大洋)が5月26日、広島・東広島市の医療型障害児入所施設「若草園」を訪問した。講師と約50人の生徒はティーボールなどで交流し、楽しい一時を過ごしました。

ユニホーム姿の講師3人が若草園の会場に登場すると、生徒の大きな拍手で歓迎されました。入り口には手作りのウェルカムボードが掲げられるなど、誰もがこの日を楽しみにしていました。志村司園長が「こういう機会はなかなかないので、心待ちにしていました」と笑顔を見せました。若草園には「ヤングスターズ」という名のティーボールのチームがあり、生徒15人がプレ―し、週1回、練習に励んでいます。チームは毎年開催されている「星野仙一杯西日本肢体不自由児ティーボール交歓大会」で3連覇中の強豪。この日はV3を記念して作成したおそろいの赤いTシャツで決めてきました。

ティーボールはティーに載せたボールを打ち、内野6人、外野4人が守Dsc_7332_2る競技。車椅子の生徒がプラスチック製のバットで打撃を披露したあとで、講師が車椅子に乗って打撃に挑戦しました。

まずは西山さんが挑んだが、なかなかジャストミートできない。「難しいですね。なかなか芯に当たりませんね」と苦笑。続いて笘篠さんがチャレンジ。「ボールを見ようとするのは野球と一緒ですね」と懸命にバットを振りました。なかなかうまくボールを打てない西山さんと笘篠さんを、生徒が指導する場面もありました。二人の前で鋭い打球を飛ばした高橋隼人さん(17)は「プロ野球OBに教えた経験がなかったので緊張しました」と笑顔を見せていました。

ティー打撃のあとの野球教室で笘篠さん、久保さんがボールの握り方、捕り方を生徒に指導しました。「ボールを捕るときは最後までボールを見て、生卵を捕るように優しくボールを捕るんだ」とアドバイスすると、生徒はその言葉通りに取り組みました。

ヤングスターズの指導に携わる岡本啓二郎さんは笑顔の生徒を見つめながら「ユニホームの力は大きいですね」と感激。志村園長も「こういう体験はなかなかできないので、子どもたちの刺激になったと思います」と喜んでいました。

「ファンケル キッズベースボール」では社会貢献活動の一環として、全国での野球教室の開催や用具回収、寄贈だけではなく、プロ野球OBの講師陣による病院など激励訪問を行い、病気やケガと戦う子供たちが笑顔になるよう、少しでも希望と勇気を与えてきました。こらからも、子どもたちの笑顔が増えるよう活動して行きます。(平成29年6月15日)

 

報知社会福祉事業団が主催する熊本県の震災復興支援活動(協力・日本プロゴルフ協会、日本Gボール協会)が3月16、17日の2日間、益城町の仮設住宅など県内5か所で行われました。

ウグイスの鳴き声など声帯模写で知られる江戸家小猫さんが参加して、赤ん坊からお年寄りまで幅広い世代に笑顔を届けました。目の前にウグイスがいるのかと思うほどリアルな鳴きまねを披露した小猫さん。生後半年ほどの赤ん坊もウグイスをはじめ、犬、猫、ゾウ、カバ、ヤギ、羊など100種類以上のレパートリーを持つ熟練の技に鋭く反応し、聴きほれていました。

 Img_1248_4熊本市内にある「ゆのはら産婦人科」には、生後1年未満の赤ん坊を抱える15人のママさんが参加。妊娠中に経験した最大震度7の大地震から約1年、苦難を乗り越えて子育てに奮闘するママたちは小猫さんの名人芸に「本当に素晴らしくて楽しかった」「いい気分転換になりました」と感動した様子。「これからも子育てを頑張れそうです」と声を弾ませていました。

 熊本県内で子育て支援活動を行う「RAFiT」の坂口京子さんは、バレーボール大のゴムボールを使ってストレッチやトレーニングができる「Gボール運動」を指導。同医院の柚原健男医師は「出産後も育児に悩む母親が多いので、Gボール運動はもちろん、小猫さんが芸を披露して笑わせてくれるのもストレス解消になる。非常にありがたいことです」と感謝。小猫さんも「僕の方が皆さんに元気をもらいました」と感心していましPhotoた。

 

NPO法人子育て応援おおきな木が運営する「つどいの広場とんとん」にも訪問しました。

小猫さんの祖父で2001年に亡くなった3代目・江戸家猫八さん(享年80)からのファンという年配女性のグループから大歓迎を受けました。

現在でも多くの人が仮設住宅など不自由な生活をしていますが、この日は誰もが明るい表情を見せていました。

 4月で震災から1年の節目を迎えますが、復興は道半ばです。大きな拍手で迎えられ、名人芸を披露した小猫さんは「機会があれば、また来たい」と再訪を約束しました。

報知社会福祉事業団、日本プロゴルフ協会、日本Gボール協会の3団体合同でのチャリティ企画は、昨年の福島・いわき市、川内村、今年2月の熊本に続き4回目となります。運営には、PGAシニアツアートーナメント賞金からの寄付金が役立てられています。

                                                                                 (平成29年3月31日)

 

 

報知社会福祉事業団が主催する熊本地震被災地支援のスポーツ教室が2月23、24日の2日間、同県の益城町、南阿蘇村など4ヶ所で開催されました。子供から老人まで誰もができる、トレーニング用のビニール製ボール「Gボール」を使っての運動は各会場で大好評でした。

 昨年4月の熊本地震発生から10ヶ月。熊本市内の復旧は進んでいますが、益城町など大きな被害を受けた地域の人々は依然として仮設住宅での生活をする人も大勢います。

 事業団では被災地支援の一環として、公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)とNPO法人日本Gボール協会の協力で、体操教室を実施しました。

 日本Gボール協会インストラクターの沖田祐蔵さん(39)は各会場で、ストレッチや筋肉トレーニングに役立つ「Gボール運動」を指導してくれました。 

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最初の会場は、避難所となっていた益城町総合体育館敷地内ある子育て支援施設「つどいの広場とんとん」。0~3歳の子供を持つ母親を中心とした10名が教室に参加しました。 「子育てに忙しく、なかなかご自分のケアまで手がまわらない方は、Gボール運動で心と体をリセットして下さい」という沖田さん。ボランティアに子供を預けた母親たちは、久しぶりに自分の体とじっくり向き合う運動で、被災地での育児で疲れた体をほぐしました。

 施設を運営するNPO法人子育て応援「おおきな木」の木村由美子理事長(60)は「皆さん楽しそう。自分のための時間ができてリフレッシュしてもらえたと思う」と、その様子を笑顔で見守っていました。

 2歳半の女の子を持つ江藤あやみさん(35)は「痛かった肩や首がほぐれたようでとても気持ちいい。場所も時間もとらないので、ウチでもぜひやりたい」とその効果を実感したようでした。

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 続いて町内にある安永仮設団地内の集会場では、高齢者がGボール運動を初体験。椅子に座ったままの体に負担の少ない運動やボールを使ってのマッサージに、昨年8月から仮設団地で暮らす上嶋みつ子さん(61)は「とっても気持ちいい。体がポカポカしてきた」とうれしそうに話しました。

 

 翌日、南阿蘇村のちょうよう保育園では、体力や体格の差がある園児が一緒に楽しみながら体を動かせるように、ゲーム性の高い運動を中心に行いました。 

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Gボールにお尻を乗せて弾んだり、バランスをとったりと大はしゃぎの園児たちの様子に宇都宮美津子園長(60)は、「子供は人とふれ合いながら体を動かすことで心も発達します。地震の後、子供もそれなりにストレスを感じる部分もあるのですが、運動はこの発散にとてもいい。みんないい笑顔になっています」と感謝を述べました。また、長陽村保険センターでは、3~5歳までの幼児とその母親14組を対象にした体操教室も実施。各会場を激励にまわったプロゴルファー・吉村金八さん(64)さんは、「ほんのちょっとした時間でできる運動でもかなりのリラクゼーション効果が望めます。こういう機会を作っていくことはとても大切ですね」と、運動による被災地支援の重要性を強調。なお、各会場で使用したGボールは参加者にプレゼントされました。

 報知社会福祉事業団、日本プロゴルフ協会、日本Gボール協会の3団体合同でのチャリティ企画は、昨年の福島・いわき市、川内村に続き3回目となります。運営には、PGAシニアツアートーナメント賞金からの寄付金が役立てられています。

(平成29年3月8日)