長年の福祉活動で知られる、歌手で作曲家の平尾昌晃さんが12月18日、
東京都港区の芝浦アイランドで開かれた高齢者と児童との歌の交流イベントに参加しました。
「みなさーん、120歳まで生きてくださーい」と、若々しい歌声で「霧の摩周湖」、
「瀬戸の花嫁」などをメドレーで披露し、客席の皆さんと一緒になって歌を歌いました。
津軽三味線を持ちながら昭和歌謡を歌う、浅草花やしき少女歌劇団の「葵と楓」。
そして、歌手デビュー直前で小児がんにかかり、手術で片足を切断せざるをえなかった
高校1年生の木村唯さんも、車イスで念願のステージにあがりました。
平尾さんから、紹介を受けると、客席からはとりわけ大きな拍手がわき上がりました。
後輩の葵と楓と、「浅草においでよ!」など、手でフリをつけながら笑顔で熱唱。
フィナーレまで参加しました。
最後は、客席から、こどもさん、高齢者の皆さんがステージにあがって、平尾昌晃さん、
木村唯さん、葵と楓と「上を向いて歩こう」を熱唱して幕を閉じました。
当財団は、2010年、平尾さんが理事長をつとめる認定NPO法人「ラブ&ハーモニー基金」
が主催した「掛屋剛志くんを応援するコンサート」で、後援に加わるなど活動に協力してき
ました。