プロ野球OBの元気‼ 病院中に笑顔が広がった

 財団は12月6日、元巨人の宮本和知さん、古城茂幸さん、久保文雄さん(元横浜)、笘篠賢治さん(元ヤクルト)と、佐賀・小城市のひらまつ病院を慰問しました。(女性患者を囲んで左から笘篠さん、久保さん、宮本さん、古城さん)

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 同病院の平松克輝理事長の案内で、ユニホーム姿の4人が病室を回って闘病中の人々を激励しました。直接サインボールを渡すと「夢のようです」と涙ぐむ女性も。リハビリに励む患者からは「元気がでました」と明るい笑顔がこぼれました。手にしたボールを高々と突き上げた男性には、宮本さんが「150㌔出るかも」とジョークをとばし、最高の雰囲気に包まれた訪問になりました。

 多年にわたりOBたちのまとめ役を務める久保さんは「患者さんの励みになってうれしい」と、活動継続に決意を新たにしていました。

 前日は報知新聞社主催「ファンケル キッズベースボール チャレンジ(FKBC)」を佐賀市内で開催。前巨人監督の原辰徳さんや吉村禎章さん、水野雄仁さん、松原靖さん(いずれも元巨人)、武田一浩さん(元ダイエー)、西山秀二さん(元広島)と慰問にも参加したOBが県内26チーム、352人の少年少女に技術指導を行いました。FKBCでは毎回、参加チームから不用になった野球用具を回収して、用具不足に悩む国や地域に贈る社会貢献もしています。

  •  今回の事業には(株)ファンケル、(株)エイトノットの皆さんに多くの協力をいただきました。